前言#
私は Windows 環境下の Tailscale で常に問題を抱えていました。Clash Meta がシステムプロキシで起動すると、Tailscale がログインでずっとハングし、ターミナルモードでもエラーが発生します。
fetching latest tailscale version: Get "https://pkgs.tailscale.com/stable/?mode=json&os=windows": read tcp 192.168.3.5:9594->199.38.181.239:443: wsarecv: An existing connection was forcibly closed by the remote host.
しかし、TUN モードでは正常に使用できます。
解決策#
Tailscale のドキュメントを調べたところ、環境変数をカスタマイズできることが記載されていました。方法は非常に簡単です。
- Tailscale のプログラムディレクトリ（C:\ProgramData\Tailscale）に tailscaled-env.txt ファイルを作成します。
- tailscaled-env.txt ファイル内で、環境変数を設定できます。例えば、デフォルトの UDP リスニングポートを変更します。
https_proxy=http://127.0.0.1:7897
http_proxy=http://127.0.0.1:7897
all_proxy=socks5://127.0.0.1:7897
- ファイルを保存し、
net stop Tailscale、net start Tailscaleを実行して変更を適用します。
その他の問題#
穴あけに影響があるかどうかわかりませんが、現時点では問題なく使用できています。もしより良い方法があれば、ぜひ教えてください。